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ドナーカード(短文章)・他

ドナーカード

ドナーカードの登録をしよう。私が死んでも臓器は生きる画期的なカードだ。ただ1つだけ、登録に際して不安がある。家族の署名の欄だ。私にはまだ家族がいない。だからと言って、親に署名してもらっても、何年か何十年か経ち、親がこの世の中からいなくなったら、誰にお願いすればいいのだろう。私は、思いついた。まずは、親のドナーカードを作って、自分が家族の欄に署名しよう。


自分の将来

私は自分の将来について真剣に考えている。考えて考えて考えすぎて、少し、神経質になってしまったようだ。そこで私は考えた。ひとまず、この件は忘れようと。翌日から、私は好きなことをして日々を過ごした。そうすると人生が楽しくて楽しくてしょうがない。それで私は考えた。「人生は短い。だから、考えて日々を過ごすのはもう、よそう。」と。


人の価値観

人の価値観というものは、十人十色である。ある人は車に、又ある人は家に、又ある人は女性にと金をかける対象も異なる。ただ、どんなときでも変わらないものがあるとすれば、それは家族愛であると思う。家族の絆、それが崩れ去ったとき、人は「相手」を信じることができない「人生」を歩まなければならなくなる。今、一つだけアドバイスができるとすれば、こうだ。「人生、幸多かれと思うな、あなたには家族が必要だ。」と。

人は必ず死ぬ

人は必ず死ぬ。だけど、死んでも終わりではないはずだ。だから、生きること生き方にこそ価値があるのではないだろうか。今、あなたには家族がいる。あなたを支えてくれる人がいる。そして、あなたを好きな人がいる。「生きている間にやりたいことはやっておきなさい。悔いが無いように安全に最後まで人生を生き抜いてください。」


夢は大事なもの

夢は大事である(夢は大事なもの)
夢を追うべきか、それともあきらめるべきか(どうする?)
どうしよう。夢を追いたい。(さあ、夢を追いかけて)
夢はいつか覚めるもの(良くても悪くても)
そのとき、考えればいい。将来について。(そのとき、考えれば)
少しいいかげんな考え。でも夢は大切なもの(そう、がんばって)


家族の写真

一枚の写真
母の若いころ、父の若いころを写し出している。
母のひざの上には、レンズを覗き込むぼくがいる。
父の傍らには、おしゃれな姉がいる。
そして、20年前の「家族の写真」を覗き込む姉の子供が今、ぼくの傍らにいる。


信号機の新設

この交差点は危険な交差点だった。かと言って、自分が起こしたわけではない。たまに事故を見るし、自分も危険な目にあったことはある。ある日、その危険な交差点に信号機がついた。私は思った、「きっとこれも運命なんだ。事故を起こしてくれた人に感謝しよう。」。その日から、この交差点は気持ちのいい交差点になった。


無謀な運転

無謀な運転に出会った。できれば、会いたくなかった。私の前にいきなり割り込んでちょろちょろ走る。できれば、急ぎたい。車線を変更して前に出たいが、私の後ろに続く車の列がそれを悟ったか、私の車をどんどん追い越して行く。私は思った、「これも運命だ。急ぐことはない。」。そのとき、私の車の後ろが空いた。私はすかさず、前の車を追い越した。追い越すとき、前の車の運転席を見ようとしたが、黒いフイルムが貼られていて中がよく見えなかった。しばらく進むとまた前にちょろちょろした車がいる。そのせいで、車の列ができていた。私は思った。「今度は私が最後尾だ。車線を変更して前へ出よう」。私は、車線を変更して、思いきり前へ出た。おかげで、私はのろのろから、脱出できた。その瞬間、うしろから赤いサイレンと「とまりなさい。前の車」という声が聞こえた。私は思った、「あの無謀な車さえいなければ」と。





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